FXはユーロで取引!特徴を抑えてトレードしよう!

EU参加国のうち、19か国で用いられているユーロ。

使われている国が多いということは、流通量も多いということです。

ユーロの動きを見極めるには、どのような点に気をつければよいのかまとめてみました。

ユーロは第2の基軸通貨

ユーロは1999年にEUの通貨を統一するために作られた通貨です。取引量、流通量ともに米ドルの次いで世界第2位。2016年現在、ユーロはEU参加国のうち19か国で使われているんですよ

19か国はそれぞれ独立した国であるため、ユーロ圏をまとめる銀行組織が必要です。そこで、欧州中央銀行(ECB)が作られました。しかし、EU参加国はそれぞれが中央銀行を持っていて、ECBだけで金融政策を決めることができません。

そこで、ECBと各国の中央銀行で構成された欧州中央銀行制度(ESCB)で、ユーロ圏の金融政策を決定。各国の中央銀行は、ESCBで定められた金融政策を実施することになっています。

ユーロの特徴

1.トレンドが読みやすい

ユーロは米ドルの次に取引量、流通量が多い通貨です。

第1の基軸通貨である米ドルが何らかの理由で売られると、次に信頼性の高いユーロに資金が流れ、値があがるという傾向があります。

2.19か国で使われている通貨

ユーロの特徴としてあげられるのは、何といっても19か国で使われているということ。EU加盟国のうち、1つの国の経済状態がよくても他の国の経済状態が悪いと、そのリスクを皆で共有しなければいけません。

そのため、加盟国全体の経済状況をある程度、チェックしておきましょう。特にドイツやフランスは全体に与える影響が強く、他の国でリスクがあったときにこの2か国でそのリスクをまかなうことができるかがポイントになります。

ユーロに影響を与える経済指標

アメリカや日本のように単一国の通貨ではなく、さまざまな国で使われているユーロ。

そのため多くのデータがユーロに影響を与えることになります。ここではユーロに影響を与える主な経済指標を見ていきましょう。

1.ユーロ圏全体の指標

①欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表

「銀行の銀行」といわれている中央銀行。各銀行にお金を貸しているわけですね。その際の金利を政策金利といいます。

一般的に通貨の信頼性や売買を左右するといわれている金利です。金利が上がれば通貨が買われ、逆に下がれば売られる傾向にあります。

②ECB議長や加盟国要人の発言

ECB議長の発言は当然、ユーロに影響を与えます。しかしEUの場合は加盟国の要人の発言により、為替レートが変動する場合があるためECB議長だけでなく、彼らの発言にも注意が必要です。

③消費者物価(HICP)

EU各国にはそれぞれ消費者物価指数がありますが、EUでは「消費者物価(HICP)」という加盟国の統一基準をつくっています。金利の動向を予想するうえで注意しておきましょう。

2.ドイツ・フランスの指標

ドイツやフランスはユーロに対する影響力が強いため、ユーロの動きを予想するためには、2国の経済指標を押さえておきましょう。

①ドイツ・フランスの失業率

ドイツとフランスの失業率は、各国の景気を判断する上で重要な指標です

② Ifo景況感指数

Ifo経済研究所はドイツの公的研究機関。ドイツの企業7000社の役員を対象に今後半年における景気の見通しのアンケートを行い、算出した景況感指数を月ごとに発表しています。

この指数が100を越える傾向が続くと、利上げを模索する可能性があるでしょう。

③ZEW景況感指数

ZEWはドイツの民間調査会社。機関投資家、金融関係者や市場関係者などに今後半年における景気の質問を行い、算出した景況感指数を発表します。

こちらも月ごとに結果が発表されますが、Ifoより1か月程度先行して発表されるので要注意ですね。

まとめ

上記の指数は為替相場に影響を与えますが、「事前の予想とどれぐらい違っているか」が影響度を決めます。

例え悪い指数が出ても、事前の予想と同じであれば大きく変動することはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です